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染工場 馬場染工場のご紹介

染工場のご紹介

染工場のご紹介

馬場染工場は大正2年創業。
京都の静かな場所に佇む工場は木造の合掌作りの瓦屋根。 その中で今なお作業しております。シルク100%の丹後ちりめんの生地に、今も昔とほぼ変わらない材料。本当にいいものだけを厳選して使用し、 昔ながらの染め方を守りながら、職人がひとつひとつ手作業で丁寧に仕上げています。
伝統の柄はもちろん、現代の生活スタイル、着物はもちろん洋服にも合うように、オリジナルの柄でも製作。 私たちが自信をもってお届けする風呂敷を 是非お手にとってみてください。

風呂敷が出来上がる工程

風呂敷が出来上がる工程

その一 〜 色合わせ 〜

染める色の組み合わせが決まったら、生地の上で狙った色が発色するよう、染料を調合していきます。グラム単位で材料を計量して、混ぜ合わせて調合していきます。画像のように、調合する材料によっては、お鍋で火にかけて混ぜ合わせたりする事もございます。出来上がった染料は、生地と染料を結びつけてくれる、米ぬかで出来た”染めのり”に混ぜ合わせて完成です。

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風呂敷が出来上がる工程

その二 〜 地貼り 〜

傾斜した台に生地を貼っていきます。ぴったりと、皺が寄らないように台に貼る事も大事なのですが、ここで一番大事なのは”地の目”です。生地の織られている組織がゆらゆらと左右に揺れた状態ですと、仕上がりにも影響しますし、商品にはなりません。地の目が歪まぬように、丁寧に確認しながら貼っていきます。地味なようですが、簡単なようで非常に集中力を要する作業です。

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その三 〜 捺染(表) 〜

いよいよ絵柄を生地に染めていきます。(ちなみに写真は弊社会長です。)スキージ(掻きベラ)で、染料を生地に置いていきます。途中で止めたりはできません。ムラや染められてない場所を作らないよう一気に染め上げていきます。使用する柄によって色数は違いますが、次の色、次の色と、徐々に絵柄になっていく様はいくら見ても楽しいものであります。

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その四 〜 巻取り 〜

mashuの風呂敷、その多くは、実は両面を染めております。絵柄のある表面を染めた後、程よく乾燥した頃合いを見計らって、生地が歪まぬ様、一度生地を巻き取ってしまいます。巻き取った生地は、今度は裏面が表になる様、地貼りを行います。

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その五 〜 捺染(裏) 〜

裏面は通称”しごき型”という、無地一色に染める為の型を用いて染めていきます。絵柄を染めるより一見簡単に思えますが、色ムラにならない様、細心の注意を払って一定の力で染めていきます。

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その六 〜 蒸し 〜

染めが終わった生地は、蒸す事で発色し、そして生地に染料が定着いたします。蒸す日の季節、天候、温度、湿度、そして生地によって、蒸し加減を調整しております。調整する事で、きれいな発色を保ち続ける事ができます。

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その七 〜 水洗い 〜

蒸し上がった生地には、余分な染めのりや不純物が残っております。それらを水槽の中で、丁寧に手洗いで落としていきます。洗いすぎてもだめです。逆に洗い足りなくてもだめです。美しい仕上がりの為に、職人さんの長年の勘と経験が頼りの、非常に重要な工程です。

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その八 〜 湯のし 〜

まだまだ完成ではありません。蒸し、水洗と経た生地は、縮んだり、しわになったりしております。生地に蒸気をあてながら、一反、一反丁寧に手で広げて、元々の生地の幅に戻る様、ゆっくりと戻していきます。地味でコツコツとした作業を積み重ね、ようやく生地が完成しました。

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その九 〜 端縫い 〜

風呂敷に仕立てる際、左右は生地の耳をそのまま使用します。天地は風呂敷のサイズに裁断して、両端を縫って風呂敷の完成です。ここでも、上下の端や、角がしっかりと出るように、丁寧に縫います。mashuでは、長年お付き合いさせていただいている、息の合った職人さんにお願いしております。

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その十 〜 完成 〜

”たった一枚の布”ですが、色んな工程と多くの方の手を経て、皆様にお届けする”風呂敷”が完成します。工程を読んでいただいて、風呂敷に興味がわいていただけたら幸いです。実際に風呂敷が出来上がるところを見てみたい、と思われましたら、工場見学も行っておりますので、お気軽にお問い合わせよりご連絡下さい。 

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風呂敷の制作工程を動画でご紹介しております。風呂敷制作の動画はコチラ

柄紹介

風呂敷には伝統的になものから新しい柄、用途などによっても様々な柄があります。その中でも代表的なものをご紹介いたします。

風呂敷の包み方

風呂敷をご利用されない方や詳しく知識がない方にほんの少しではありますが、包み方や利用方法をご紹介したいと思います。

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